チェンマイ旅行記③観光編
旅行記とは書いているものの、今回の旅の目的はあくまで「チェンマイに移住している親戚の用足し」。
裁判所に行ったり、チェンマイ在住の代理店さんと打ち合わせをしたりと、いろいろと業務があったため、観光の計画は特に立てず、行き当たりばったりの滞在になりました。
空いた時間は妻とのんびり散歩したり、マーケットを覗いたり、街をぶらぶらしたり。

昼から呑もうとしたが、17時迄は販売できないと・・
滞在したホテルは旧市街地の近くにあり、雑多でなかなかディープな雰囲気。歩いているだけで、そこら中に超ド派手な寺院が立ち並び、どれも見応えがあります。
メインストリート沿いのカフェで見かけたテーブルには、日本の衣装箱(?)が使われていて、よく見ると「札幌市北六西十九 里田」と日本語で書かれていました。
まだ札幌に区ができる前の住所表記なので、おそらく50年以上前のもの。
はるばる数千キロ離れたチェンマイの地で、札幌から海を渡ってきた衣装箱(?)が、今はカフェのテーブルとして使われているのを目にして、なんとも面白い気分になりました。
裁判所での用事が思いのほかスムーズに終わったので、「せっかくだからゾウでも見に行こうか」という話になり、『ジャングル・エレファント・サンクチュアリー』というゾウの保護施設へ向かうことに。
チェンマイから車で約1時間半。細い山道を進んでいくと、まさにジャングルの中にその施設があり、10頭ほどのアジアゾウが保護(?)されています。
やたら声の大きい、完璧な営業スマイルのオジサンガイドが、いろいろとゾウについて講義してくれるのですが、英語なのでサッパリわからない…。
しかも電波も届かない山奥なので、スマホの翻訳アプリも役に立たず。
「もっと英語を勉強しておけば良かったなぁ…」とつくづく反省。
この施設は倫理的な観点からゾウに乗る体験はなく、ゾウについて学んだり、一緒に水浴びしたり、餌をあげたりする体験が中心です。
ツアーは約半日の工程で、途中にティータイムやランチタイムもあり、のんびりとした時間を過ごせました。
参加者は南米やヨーロッパからの人たちが多く、日本人は自分たちだけ。
円安の影響で日本人旅行者が減っているのかもしれません。